どのような水のことをおいしい水というのか、条件を知りたい人はまず、味に関係する要素を把握しておくと良いでしょう。
まず、水に影響を与える要素としては蒸発残留物、硬度、遊離炭酸、過マンガン酸カリウム消費量、臭気度、残留塩素、水温を挙げることができます。
これらのうち蒸発残留物はミネラルを含んでいる量、硬度はカルシウムやマグネシウムを含んでいる量、遊離炭酸は水に溶けた炭酸ガスの量、過マンガン酸カリウム消費量は有機物量、臭気度は測定する水をこの水と同量の臭いのしない水で希釈し、嗅覚で臭いを感じることができる最後の希釈回数、残留塩素は消毒後残留している塩素の量、水温は水の温度のことを示しています。
なお、おいしい水研究会による調査結果によると、これらがどのくらいだとおいしい水なのかということを報告しています。
ちなみにおいしい水研究会の調査結果によると、蒸発残留物は30~200mg/lをおいしい水の要件とし、硬度は10~100mg/l、遊離炭酸は3~30mg//l、過マンガン酸カリウム消費量は3mg/l以下、臭気度は3以下、残留塩素は0.4mg/l以下、水温は20℃以下としています。
人の味覚というのは個人差がありますので、必ずしも要件を満たしているものをおいしい水と感じるわけではないでしょうが、一般的には上記の要件を満たしている場合にはおいしい水ということができます。